樺沢紫苑著「記憶脳」読書感想文

私は、パラパラ読みが出来ませんでした。

 

昨年の『読書脳』の感想キャンペーンの時には、

どうしても本をはじめから読んでしまい、パラパラ読みが出来なくて、

正直なところ、泣きそうでした。

 

しかし、どういうわけか急に、『集中力がすべてを解決する』を読んでいたら、

読みたいページが、目に飛び込んでくるようになってきたのです。

 

この度の『記憶脳』の

「富士山記憶術」に書いてある通り、

「本を買ったらまず目次を見ます」

「次に目次の予備情報を頼りに本をパラパラとめくっていきます。

そして、自分が読みたかった事、面白そうな記述を見つけたら、

いきなりその部分を読み始めます。パラパラめくっては立ち止まってじっくり読む。

それを数回繰り返すと・・・」P111、というパラパラ読みが、

まだまだ時間はかかりますが、出来るようになってきたのです。

嬉しい変化に、自分でも驚いております。

 

「全体像が分かっていると、登山が楽になるだけでなく、

実は記憶も、ものすごく楽になる。全体像を見通すと楽に記憶できる。」

と、本書には記されています。

 

パラパラ読みが、出来なかった頃には、本の全体を俯瞰することが出来ず、

途方に暮れていましたが、パラパラ読みが少しできるようになったお陰で、

ビジネス本を読むのが楽しくなってきたのです。

 

 

「丸暗記禁止記憶術」

本書には『丸暗記の逆はなんでしょう?内容をきちんと理解し、

その背景なども踏まえて記憶することではないでしょうか。

「理解」、「整理」、「記憶」、「反復」というステップを踏むことで、

効果的に記憶することができます。』と記されていて、

私は、「理解」と「整理」が苦手なようで、

「理解」と「整理」という、事前準備をしっかりとするために、

もう一度「インプット大全」などを読み直し、

本の内容を深く理解できるようになりたいと思います。

 

 

「過度の緊張」は、記憶の敵である。

私は、慣れない場面、例えば、ZOOMやセミナー、講演会に参加すると、

とても緊張してしまいます。

本書には「これには、緊張する場面に慣れておくということです。」

と記されています。

私もそうするしかないと思って、

出来る限りセミナーや講演会に参加するようにしています。

 

それでも、約2年半前に、樺沢紫苑先生の公式ファンクラブ「しおんず」

に入れていただいて、初めてZOOMに参加した頃に比べてら、

いろいろと、コンフォートゾーンを出たお陰で、

とても成長していると自分でも思いますし、

私のカウンセリングをしてくださる主治医の先生も、

「とても、人間の器の深さや、厚みが増してきましたね。」と、

褒めてくださるまでになりました。

 

 

樺沢紫苑先生をはじめ、スタッフの皆様、しおんずの皆様、メンバーシップの皆様、

交流してくださっているすべての皆様に、心から感謝を申し上げます。