「人生最大の悲劇は、生きながら心が死んでいること」
冒頭の一文。
私の心は大丈夫だろうか。
この本を読んだ一番の気付きは、今までの私は、家で家事手伝いをしているので、
日中は、母と二人でいることが多い。母はいつも優しく穏やかで、
私は、自分の気の向いた時だけ家事をして、気が向かないときは、母に任せてしまう。
申し訳ないようで、後ろめたく感じていたからだ。
コーヒーやお茶をいれたり、車の運転は進んでする。
とても幸せだけど何か物足りない。
なぜなら、私は外で人に会って帰ると、ふと不安になってしまうという体験をしていたからだ。
これからは、健のように、紙にアウトプットして、なぜ不安になるかを、フィードバックして解決してみようと思う。
また、3:7(インプット:アウトプット)で、インプットとアウトプットの量を共に増やそう。
しかし、本書を読んで、今できるアウトプットに取りかかってみた。
先日、母に「アナウンサーの膳場貴子さんは、私よりずっと若くて、能力があって光り輝いているね」と話してみたら、母は「あなたも素敵なのよ」と言ってくれて、
「近頃は人と比較してすぐに落ち込まなくなって、とても成長してきたわね」と褒められた。母も、私のおかげで勉強になっていると言っていた。
今、私にできることは、母をもっと手伝うことだ。そうしたら自分に自信が出てきて、
清々しい毎日になるだろう。
また、私は独身なので、家庭や仕事を持つ忙しい友人とは疎遠になってしまった。
だから、アウトプットし合える、お仲間が出来ると、とても嬉しい。
ゾンビになった健が、清掃員の七さんの言葉によって、アウトプット、フィードバックに目覚め、周りの人たちの協力も得られるようになり、大川との朝散歩で癒され成長していく。幸せになっていくのが見ていて嬉しい。
また、マンガだけでなく、樺沢先生の解説が30もあって分かりやすい。
マンガなので、気軽に生きながら心が死んでいるのではないかと心配な方に読んでいただきたい。