この本を読み始めた頃は、自分が今も、子供側の目線で読んでいることに気付きました。
私も、保健室の先生や、周りの大人の人にこんな風に接してほしかったという思いが沸き上がり、悲しくなってしまいました。
なぜなら私は、中学校、高校の時、学校になじもうと、すごく努力していたからです。
忙しい両親のもとで、祖父母も遠方に住んでいて、どうすればよいかも分からなかったのです。
読み進んでいくと、どうしたら良いか詳しく書かれていて、
これからは、今後触れ合う子供たちのために、この本で得た知識を使っていきたいです。
また、大人になった自分も、信頼のおける人に相談するようになったおかげで、
心がどんどん軽くなってきています。
この本は、子育て中ではない方にもお勧めいたします。
信頼のおける人がとても貴重な今、
著者、渡邊真亀子さんのような、素晴らしい人物を知ることができ、
心から嬉しく思います。